西吾妻4か町村で、子どもたちを対象にしたイベントがたくさんあります。
今回は六合村の野反湖で、ニジマス放流体験。と言っても、それだけではなく、色々な楽しい企画がありました。
まずは木の実、木の枝を使ったクラフトです。何気ない枝を鉛筆のように削り、目をつけ、口をつけ、ひもをつけると立派なキーホルダーに変身です。子どもたちは、いくつもいくつも作って喜んでいました。
続いて、いよいよニジマス放流です。バケツリレーで湖畔までおろし、放流し
ます。稚魚と言っても、すでに10cmほどの大きな稚魚。その稚魚が何と17000尾と言うからものすごい数でした。これだけの稚魚を放すわけですから、何となく素人でも釣れそうな気がしました。今年は釣りもやってみようかなあ??
次々と楽しいイベントです。次はつかみ取り。今度は大きく育ったニジマス。数はものすごく多かったですが、さすがにすばしっこく、なかなか捕まえるこ
とはできませんでした。ズボンまで、おしりまでびっちょりになっている子もいました(おしりまでびっちょりは、秋歌でした)。その後、自分でさばき、内臓を取り出しました。今までは、全て大人がやってしまいましたが、今回は道具も たくさんあったので、
子どもたちが自分で包丁を使い、体験してみました。きれいに処理したニジマスは、炭火で焼いて、その場で頂いてきました。
大人も楽しませていただきました。楽しかったアー。
六合村の人に聞いてみると、必ず「芳ヶ平がいいぞォ~」という。そんないいところなら、絶対に行かなくちゃ!!と……。でも、やっぱりひとり(家族だけ)では心配な
ので、だれか一緒に行ってくれる人いないかなあ……。と待っていました。すると、暮坂のNさんが経験者ということで、頼み込みました。「ぜひ行きましょう!!」と快いお返事を頂き、連れて行っていただけることになりました。
梅雨にこの時期、ずっと前から天気を心配していました。しかし、”梅雨”を忘れてしまうほど晴れ渡った素晴らしい登山日和でした。
湯釜を見学する観光客は駐車場いっぱい。湯釜方面に観光客は列をなして登っていましたが、芳ヶ平方面に向かう観光客は皆無……。でも、一歩登山道に入るやいなや、素晴らしい景色が360度広がり、別世界が迎え入れてくれました。 え?こんなに素晴らしい景色な
のに、我々だけで独占してもいいの??って感じでした。
登山道もそれほどきつい道ではなく、きちんと整備され、そんなにも長い道のりではありませんでした。しかも途中まで行くと、ヒュッテが見え、目的地を目の前にして歩くということが、どれだけ安心できるかと実感しました。途中雪渓の残る谷がいくつもあり、白根の真っ白い山もあり、極寒のために立ち枯れた木もあり……、次々と我々を楽しませてくれていた登山道は全くあきることもありませんでした。子
どもたちも次々と楽しいものをさがして大人よりも先に目的地に到着してしまいました。
ヒュッテではNさんが予約しておいてくださった昼食を頂きました。こんな大自然の中で頂くパスタ(新生姜のパスタ)は格別でした。(いいえ、これは下
界で頂いてもおいしいと思います。)
芳ヶ平ヒュッテの近くにテン トサイトがありました。まさに大自然の中のキャンプサイト。夜はちょっと怖いかも知れないけど、素晴らしい星が見られるんじゃないかなあ。ちょっととりつかれちゃった感じです。夏、ここでキャンプやりたいなあ。
白根のこの時期はコマクサが有名。でも、芳ヶ平ヒュッテでお聞きしたコマクサは、観光客の全くいない、まさに独占状態のコマクサでした。
出発する時には「3時頃には帰ってくるかな?」と家を出ましたが、家に帰ってきたのは6時でした。子どもたちは口々に「楽しかった」と言っていましたが、こどもだけでなく、大人もすっごい満足でした。本当にすごいところでした。ぜひ、お友だちも連れて行きたいです。夏のキャンプもしたいです。秋の紅葉も見たいです。
このごろ、キセキレイのヒナが育っている様子を見に行くのが日課になっていました。日に日に大きくなるヒナを見ると何となく楽しくて……。しかし、今日見たら、何と巣の中は空っぽでした。ヘビにやられたのかなあ??まさかサルは食べないだろうなあ。キセキレイが育つ環境ですから、他にも色々な天敵がいるのでしょうね。食われてしまうのはしかたのないこと。でも、我が子を失ったような、何とも言えない悲しい気持ちになりました。
それ以上に親鳥たちは、大きなショックだったのだと思います。近くで巣を見守りピーピー鳴き続けていました。
巣立ちまで追い続けたかったのに……。

おもしろ科学教室に行ってきました。今回は高山村。『キラキラボールを作ろう』という企画に120人のこども達が集まりました。