赤城ヒルクライム、とうとう本番になりました。
準備はいいか??何度も何度も確認し、いよいよ出発。
赤城県道にはもう、自転車の列ができていました。
5時半頃に会場に到着、会場にはもうたくさんのライダーたちと、それと同じだけの自転車、いいえ、バイクと言った方がいいのかな??が集まっていました。
出発までの時間をもてあましていましたが、人間ウォッチングをしていると、結構時間を費やすことができました。
いよいよ7時。最初のレースが始まりました。エキスパートクラスで、健脚の集まり。さすがに迫力がありました。
このあと、年齢別で5分ごとに出発です。
我々の出発は7時35分。緊張は高まるばかり!!!
いよいよ出発の時間となりました。今日の目標は完走。そして、楽しむこと。ま、ゆっくりと行きましょう!!!
同じ時間に出発したのは、みんな同年代の方々ばかり。みんな、この歳にして、よく頑張るなあと感心してしまいます。オレも負けてはいられませんよォ~。
沿道ではたくさんの応援者が力一杯応援をしてくれていました。一人一人に手を振って応えたいところですが、残念ながら、そんな余裕は全くありません。
でも、一人一人のお顔を眺めていく余裕はありました。かつての勤務地を通っていくときには知っている方が何人もいらっしゃいました。挨拶もしたいところですが、ヘルメットにサングラスですから、私だということなんかだれも分からないでしょうね。それより、私がこんなところで走っているなんてこと、だれも想像すらしていないでしょうから‥‥。
何度か練習で走ったコースではありますが、周りのペースに引っ張られて、なかなかの好ペースです。こんなにも速いのに、それほど疲れは感じられません。
「楽しむ」ためには必ず休憩を入れようと決めました。予め決めた休憩地は旧料金所と箕輪駐車場。
旧料金所には、結構難なく到着。水を2杯とハイチュー2個をいただき2~3分の休憩ですぐに出発。いよいよ急坂のエリアです。毎回ここから箕輪駐車場までの間で、かなり苦しくなるのです。
県民マラソンのように抜かれるばかりではありません。周りは同年代の方々ばかりなので、何人かは抜くことができました。ゼッケンを見ると、たぶんこの方は自分よりも若い??と言う方も何人かは抜くことができ、ちょっと快感‥‥。でも、もちろん、あとから来る自分よりもお年を召した方にも抜かされてしまう場面もたくさんありました。
練習では結局一度もゴールまで行くことはできませんでした。今までの最高地点は、「今日は2時間で」と決めて出かけていったときの18km地点。それでもかなりの進歩でした。それまでは箕輪の駐車場までが2時間だったんですから‥‥。
箕輪駐車場を過ぎても、沿道からは次々通り過ぎる選手たちに惜しみなく拍手を送ってくださっていました。そんな応援の声に押されて、とうとうゴールが見えてきました。車で登ってきたときにもここまで来たときには感動的な景色にホッとするけど、自転車でここまで来ると、その喜びも何倍もの感動でした。
記録は2時間1分13秒。自分にとってはすごい記録でしたよ。
ゴール地点の気温14℃。汗びっしょりだった体は一瞬のうちに冷たさに変わりました。
下山用の荷物を取りに行くまでの間、相当な寒さを感じてしまいました。
下山は小グループに分かれて、少しずつ。練習の時には時速50km以上出ていたけど、安全を考慮して先導車の速さに会わせて、30kmほど。帰りのコースにも「お疲れ様でした」という応援者がたくさんいました。ここでは、感謝の気持ちを込めて、「ありがとうございました。」と手を振ってきました。
いやー、本当に楽しく走れました。県民マラソンよりも楽しいかも‥‥。
今回、初参戦、素人を表面に出すために、支度は普通のトレパン、普通のトレシャツでの参加でしたが、逆に目立ってしまいそうなほど、皆さん派手な衣装での参加でした。来年は是非、ちょっとだけしゃれた服装で参加しようかな??
それから、ペダルは一般的なものだったけど、「カシャ、カシャ」と装着する、ロードバイク用の靴とペダルも練習していこうかな。
県民マラソンより当たりそうな人数だったので、抽選券を出して、抽選会まで残っていました。
見事、ツールド草津の参加券が当たりました。「出なさい」ということなのでしょうね。