上毛カルタ大会
六合村の上毛カルタ大会がありました。
大会となると本格的です。きちんとしたルールもあるのです。
ちょっと奥が深いです。
上毛カルタには役札があります。
「す・も・の」の3枚の札がそろうと10点になります。
「す・も・の」とは、上毛三山の札です。
「すそ野は長し赤城山」
「紅葉にはえる妙義山」
「登る榛名のキャンプ村」
「お・か・め・き・け」の5枚がそろうと20点になります。
「お・か・め・き・け」とは、群馬県の主な市の札です。
「太田金山子育て呑竜」
「関東と信越つなぐ高崎市」
「銘仙織りなす伊勢崎市」
「桐生は日本の機どころ」
「県都前橋糸の市(まち)」
日本の中でも歴史が一番古いと言われている県レベルのカルタです。昔、群馬県が絹産業が盛んだったことを物語るような読み札がたくさんあります。
「に」「日本で最初の富岡製糸」は社会科の教科書にも出てきた日本で最初の官営工場です。今、この工場が世界遺産に登録されようとしているのです。世界遺産に登録されようとしているのは、ここだけではないのです。群馬県全体に絹産業の遺産がたくさんあり、それを丸ごと世界遺産に登録してしまおうと言うことなのです。
ここ六合村にも、その一つがあります。今住んでいる家の川をはさんで反対側に、赤岩という地区があります。ここには、おかいこ農家がたくさんありました。今でも、そのおかいこ農家のつくりを残す家がたくさん残っているのです。本当に世界遺産になれば、この上毛カルタもさらに有名になること間違いなしですよね。
群馬県民であれば、だれもが全部の札を言う事ができます。すごい普及率なんです。

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