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2009年7月23日 (木)

野反湖キャンプ2

航舜と私は引き続き野反湖キャンプ(学校の3,4年生が参加します)。

野反湖キャンプ1はあんなに天気が良かったのに、今回は雨、雨、雨……。

富士見峠でバスを降り、東京電力の方々とごみ拾いのボランティアをしましたが、雨雨雨&霧霧霧……。きれいに見えるはずのノゾリキスゲも、全く見えませんでした。

雨の中、湖畔の散歩は断念。「自動車の道を行く??」と考えましたが、こちらもこの霧じゃ危ないと、バスでキャンプ場まで。

余ってしまった時間をどう過ごそうかと、体育館を借りて、室内オリンピック。何も準備しておらず、急場しのぎのゲームをいくつか考え、とにかく時間をつぶしていった。

お昼頃、雨が一端止み、ちょっとだけ散歩ができるか??とちょっと期待したけど、お昼ご飯を食べ終わった頃には、またまた雨雨雨。本当に恨みでもあるのかよangry!!って感じ。

午後も、室内ゲームの続き……。それでも、子どもたち、文句の一つも言わずに楽しんでくれました。

夕飯はカレー作り。高学年ならまだしも、3,4年生にできるのか??と思いますよねェ。かまど、ご飯、カレーの3つの班に分かれ、仕事をしていきます。

かまど作りは、まずもとになる火を作らなければなりません。当初の予定だと、そこら辺にたくさん落ちている乾いた小枝を集めてくる予定でした。でも、この雨じゃ小枝なんか集めてきても火が着くわけがありません。お手伝いの先生に薪を細く割ってもらい、小枝の代わりとしました。それでも、ジメジメと湿っているこの空気の中、一度に火が着くはずがありません。去年もなかなか火が着かず苦労しましたから……。でも、今年は4つの班全部が一度で火をつけることができたのです。快挙としか言いようがありませんでした。(逆に早く着きすぎて、無駄な薪を使ってしまいました。)

初めての飯盒で、上手に炊けるなんてのは夢のようですよね。でも、子どもたちは、「おいしく炊けるためのチェック項目」を見つめながら、刻々と変化する飯盒の様子を感じていました。少々硬かった班もありましたが、上出来です。おいしいおごげを作った班もありました。

カレーは去年、水が多すぎたという反省があったので、今年は水加減を慎重に……。こちらもバッチリでした。

夜、なかなか寝ないのが定説。去年も、トイレに起きてきた子どもが、12頃まで後を絶たなかったかも……。今年は9時消灯と共にシーンとなったのでした。もちろん、何人かは起きていたようですが、「眠い子もいるんだから、起きていてもいいけど、絶対に静かにしていること」という約束をしっかりと守ってくれました。

雨の野反湖。夜は超寒く、子どもたちも寝静まったようなので、10時の消灯前に部屋に入りました。

12時ごろ部屋チェックに外に出た時。何と目の前に満天の星!!!!!!!。すごい!!感動!!しばらく教員2人で(男同士ですが)見つめていました。こりゃ、天気予報が大きく外れて明日は素晴らしい天気だろう……。

子どもたちもそろそろ全員寝ただろうと布団に入ったのですが、どうも寒いのです。寝られない寒さじゃないけど、子どもたちのことを考えると、どうも寝付けませんでした。

4時ごろ、辺りは明るくなり始めていました。朝日が上がろうと東の空は明るく輝いていました。見る見る朝やけになってきました。え?朝やけ?ってことは、今日雨??と思っていると、「ザーーーー……。」雨です。え?昨日のあの星空は何だったの??

朝食を食べ、いよいよ下山。今日は日食が見える日。時々覗く太陽の光にざわめく子どもたち。雨の中のキャンプではあったけど、子どもたちにとっては、大満足のキャンプだったようです。

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