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2018年12月29日 (土)

宿泊施設の閉所

この仕事をしている人のための福利厚生施設が県内に2つありました。

一つ目は上毛会館と言う群馬県らしい名前のところ。結婚式や会議、宴会もでき、宿泊も格安で泊まれるところでした。宴会だって、時間無制限に呑むことができていました。

そしてもう一つは去来荘(きょらいそう)。有名な温泉地水上にある宿泊施設でした。

共に、老朽化を理由に利用する人が減ってきてしまったようです。

 

そして、上毛会館は6年前に(?)閉鎖されてしまいました。

去来荘も、何とか持ち堪えてはいましたが、宿泊者増員を目的に特別優待券を発行したりしていましたが、それでも追いつかなかったのでしょうか、今年の営業で終止符を打つこととなってしまいました。

思い起こせば、子どもの頃にやはり家族旅行で何度も連れてきてもらっていました。

その頃から、卓球場で卓球をすることが楽しみでした。部屋から眺める川の景色も最高で、電車が走ってくれば、すぐにカーテンを開け、眺めていました。

部屋で頂く食事もちょっと高級感があり、大満足でした。

しばらくは、そんなことも忘れていましたが、自分も親父と同じ職業に就き、ここに泊まれる条件が整いました。もちろん、独身の時にはこんな所には泊まりには来ませんが、結婚して、二人だけで、ここに来た時、何となく懐かしい気持ちがフツフツとわいてきました。子どもが生まれると、昔と同じように、ここに何度かお邪魔するようになりました。

お袋も、老婆の一人旅を受け入れてくれる旅館としてしょっちゅう出かけて行ってました。

何とか、最後に止まることはできないかと、予約を取ることにしました。年末の時でもあり、最後の時でもあるので、きっと予約者がたくさんいるんだろうなと、予約解禁の日に、2台の電話掛けっぱなしで、リダイヤルしました。

何とか予約完了していよいよ最後の宿泊の日。もうここに泊まれなくなってしまうのかと思うと、やはり寂しい。

母は、本当にお世話になっていたので、その思いもさらに大きかったのではなかったのかなあ。色々な人に挨拶をしていました。

2泊させてもらい、中日は、スキーを楽しんできました。

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