我が家の愛犬ポポがとうとう天国に召されていきました。
14年と5ヶ月、我が家の歴史をずっと見つめていました。
飼うようになったきっかけは、親父の病気です。
体調を崩して、元気のなくなった親父を元気づけようと、姉と相談して犬をプレゼントしたのです。
おかげで、親父は、この愛犬に勇気づけられ、多少元気を取り戻していったのだと思います。
私の結婚。その時に驚いたのは、妻の家でもポメラニアンを飼っていた事があり、その名前も「ポポ」と全くの一緒。偶然というのか運命的なつながりというのか‥‥。
親父が亡くなったときにも、家族みんなを支えてくれていました。親父が亡くなって何年もたっても、いつもいつも「ポポは、いつもお父さんを元気づけてくれたよね。」なんて、感謝され続けていました。
4人の子ども達が産まれたときにも、いつも遊び相手になってくれていました。
4人の子ども達にヤキモチを焼き、「つめかみ」のような、「指しゃぶり」のような行動が出てきてしまった事にも驚きました。
六合に行っていたときも、一人暮らしをしていた母親の心の支えになってくれていました。
その時から、少しずつ、高齢による体調不良が表れ始めました。
散歩の足取りもちょっと重く、もう走れなくなってしまったようです。
それでも、私が時々帰り、散歩に連れて行くと、まだまだ何とか走る事はできたようです。
「母さんの体調を気遣って、歩いてくれたんじゃない??」と、ポポからの思いやり説が出てきました。
ここのところ、本当に体調を崩していました。二・三日前からは、とうとう立つ事もできなくなり、食事も食べられなくなりました。水だけは飲もうと、ふらふらと起き出し、やっとの思いで、水を飲み、また、ぐったりと横たわりました。
7月16日朝、気がついたときには、もう息もせず、硬くなっていました。
とうとう逝ってしまいました。
ポポ、本当にありがとう。父親の面倒も、母親の面倒も見てくれたよね。子ども達ともたくさん遊んでくれたね。楽しかった日々、感謝します。
動物霊園に連れて行って、しっかりと供養してもらいました。父親の待つ天国で、我が家の歴史を見守ってくださいね。